新型水虫トンズランス菌と発癌性との関係

水虫は、白癬菌というカビの一種で、指の付け根や爪、足裏全体に広がって症状をあらわします。
最近では新型水虫の感染者がふえ、トンズランス菌という白癬菌の一種によって、日本でも数万人が感染していると見られています。
通常の水虫が足や足の爪の中に発生することが多いのに対し、トンズランス菌は、足よりも上半身や東武にすみつき、感染力も強いため、完治しにくいのが特徴です。
トンズランス菌に感染した場合には、ピンク色の発疹が顔や首などの上半身に発生し、頭皮に感染した場合には、発疹がでた後、かさぶたになりふけがでたりします。
症状が悪化すると、頭皮が盛り上がり、円形脱毛症のように毛が抜け落ちる場合もあります。

新型水虫菌のトンズランス菌は、頭に感染した場合には、ふけが発生することが多いので、早めに皮膚科の診断を受けて治療を開始することが大事です。
感染が確認された場合には、抗真菌薬を塗って治療をすすめて行きます。
皮膚科の専門医であれば、患部の皮膚を採取して、顕微鏡で観察したり、培養検査薬に採取した皮膚を浸して、トンズランス菌の感染を確認できますから、自己判断せずに皮膚科を受診することが大切です。

民間療法などで木酢が水虫対策に効果的などといわれていますが、すべての木酢が効果があるわけではなく、一部の粗悪な木酢には発癌性のある危険性物質が含まれている場合があります。
危険性を疑う木酢の見分け方は、高温で採取したものや、原木の種類が不明なもの、非耐酸資材を使用してつくられたもの、建築廃材から生産されたものなどです。
こういった粗悪なもの以外なら、水虫にも効果的ですから、事前に情報を仕入れて安心安全な木酢を購入するとよいでしょう。