海外で体の接触で感染しやすい水虫

水虫は多くの方が足の裏や指の間に発症するものだと思いがちですが、そもそも水虫というものはカビの一種なので長時間汗をかいていたりして、尚且つ皮膚が擦れて傷やただれの現象が見られればどこでも発症する可能性があるのです。
なのでスポーツ選手等も上半身に汗をかきますし、格闘技をやっているのであれば相手の皮膚と接触する可能性が高く、そこから感染してしまう可能性もあるため、十分にカビが繁殖する条件が整っているといえます。
2000年前後では柔道やレスリングといった格闘技の国際大会が開かれてこれに日本人選手も出場していたので、一部の選手の体に水虫の一種類であるトリコフィトントンズランスの発症が見られました。
過去日本ではトリコフィトントンズランスの発症事例が確認されていなかったので、この水虫は海外から輸入感染されたものと考えられています。
この水虫は専門家でもアレルギーの発疹と誤診する事が多く、誤ってステロイドを投与して逆に症状を悪化させてしまう事もあるため、診察してもらう際には自分がスポーツ等で他人と肌が触れ合う機会の多い生活を送っているかどうかを必ず申告して正しい治療を受けてください。
トリコフィトントンズランスは症状は目立ちませんが、非常に感染力が強く短期間で広がっていくので格闘技などをしていなくてもスポーツセンター等で運動をしているのであれば必ず申告して診断してもらいましょう。
感染してしまった場合の自己管理ですが、抗菌剤が入ったシャンプーやボディソープで丁寧に体を洗う事を心がけてください。
また重度の発症の場合は医師から内服薬を処方してもらえるので、同時につかっていきましょう。
カビというものは放置しているとどんどん繁殖してしまい綺麗な肌がボロボロになってしまうので、ただの発疹だからと安心せずに必ず皮膚科やアレルギー科の医師に相談して早めに治療してもらいましょう。